SentinelOneがシリーズFで2億6700万ドルを調達
クラウドネイティブの自律型サイバーセキュリティプラットフォームの世界的な需要の高まりを受けてSentinelOneの評価額が30億ドル以上に引き上げられました。
カリフォルニア州マウンテンビュー-2020年11月11日-自律型サイバーセキュリティ・プラットフォーム企業であるSentinelOneは本日、Sequoia Capital Global EquitiesやInsight Partners、Third Point Venturesなどの既存投資家の参加を得て、Tiger Global Managementが主導するシリーズFの資金調達で2億6700万ドルを調達したことを発表しました。
当初の目標額を著しく上回る(オーバーサブスクライブ)ラウンドにより、SentinelOneは、完璧な企業保護のための主要なソリューションであるSingularity XDRプラットフォームの需要を取り込み、急速な成長を加速し続けることが可能になります。SentinelOneが2020年2月にシリーズEの資金調達を行って以来、同社の評価額は3倍の30億ドルを超えています。
SentinelOneのCEO兼共同創業者であるTomer Weingartenは、以下のように述べています。「私たちは、ニューノーマル時代において、AIを活用したサイバーセキュリティの新常識を打ち立てました。クラウド、コンテナ、IoT技術は、今日の分散型ワークフォースを強化しています。どこにいても、人、企業、データを保護するためには、企業ネットワーク全体の一貫したビューと、接続されているすべての資産をまたいでリアルタイムの自律的なセキュリティ層が必要です。クラウド経由で提供される当社のプラットフォームソリューションは、今日のエンタープライズデータのあらゆる場所に存在するデータを安全に保護し、運用することを目的に構築されています。」
SentinelOneは、クラウドネイティブのエンドポイント保護から完全なXDR仕様のサイバーセキュリティプラットフォームへと拡張した最初の製品であり、企業内のあらゆる資産を保護し、監視します。特許取得済みの行動AIモデルを活用して、SentinelOneは、エンドポイント保護(EPP)、エンドポイント検知および応答(EDR)、IoT制御、コンテナおよびクラウドネイティブワークロード(CWPP)の統合をシームレスに実現します。
今月初めにForrester Consultingは、Total Economic Impact™の方法論を用いた市場調査を終了しました。この調査では、SentinelOneは3年間で353%のROIを顧客に提供できることがわかりました。同調査では、以下の内容を結論づけています。「SentinelOneは、顧客にセキュリティを実装しながら、物理的な場所やアクセスに関して柔軟に対応できるSaaS(Software-as-a-Service)ソリューションを提供しており、マルウェアやランサムウェアの攻撃を予測して防ぐことができるAIを活用した行動分析を通じて、これまで検知できなかった脅威をより多く検知することを可能にしている。 」
SentinelOneのCOOであるNicholas Warnerは、以下のように語っています。「全世界中で、この8ヶ月間がビジネスの転換点となっています。サービスやスタッフを必要とせずに自立できる柔軟性のあるテクノロジーの需要は、脅威の状況が進化するにつれ、今後も増加していくでしょう。当社の導入の容易さと自律的な修復により、当社は他の次世代製品に取って代わるソリューションとして大規模利用できるようになりました」
SentinelOneは、2020年のCNBC Disruptor 50リストに選ばれた唯一のサイバーセキュリティ企業です。同社は、フォーチュン500社のアカウントで前年比130%の収益成長を遂げ、フォーチュン10社のうち4社にサービスを提供しています。SentinelOneのビジネスの牽引力とプラットフォームの採用を強調する成長ポイントには以下のような内容があります:
– 企業の売上継続率125%
– 77%の顧客が複数のSentinelOneプラットフォームモジュールを契約
– 過去12か月全体の成約率74%、対CrowdStrike 過去12か月の成約率72%
Tiger GlobalのパートナーであるJohn Curtiusは以下のように述べています。「6年以上前にTiger Global ManagementがSentinelOneのシリーズAの資金調達を主導して以来、今回のラウンドを主導することで、CEOのTomer Weingarten、及びSentinelOneチームとのパートナーシップをさらに深めてきました。同社が次のフェーズに向けて準備を進めてくれることに興奮しています。これは同社の流れの中でも特別な時期であり、未来は明るいものになるでしょう。」
加えて、Sequoia Capital Global Equitiesのマネージング・パートナーであるPatrick Fuは、以下のように述べています。「クラウドで提供されるサイバーセキュリティの革新的なソリューションは、現代の企業にとって非常に貴重なものであることが証明されています。SentinelOneは業界を代表する技術のパイオニアとしての特徴をすべて備えています。そしてこの才能あるチームと長期的なパートナーシップを組むことができることを喜ばしく思っております。」
さらに、Insight Partnersのマネージング・ディレクターであるTeddie Wardiは以下のように語っています。「今日のサイバー犯罪者は、主にリモートワーク環境に移行したことで攻撃対象が拡大したことを最大限に利用しています。SentinelOneには、時代のはるか先を行くクラウドネイティブの自律型プラットフォームソリューションを設計し、提供するという先見の明がありました。このビジョンと実行力こそが、SentinelOneが成長軌道を継続し、サイバーセキュリティの次の偉大な企業の1社としてその可能性を実現するという確信を私たちに与えてくれています。」
Third Point Venturesのマネージング・パートナーであるRob Schwartzは、以下のように述べています。「長年の投資家として、SentinelOneのコア技術と成長戦略が、同社を新興企業からサイバーセキュリティ業界で最も洗練された有望な非公開企業の1社に押し上げているのを目の当たりにしてきました。私たちはまだ始まったばかりで、今後の展開が待ち遠しいです。」
SentinelOneについて
SentinelOneは、AIを活用した防御、検知、対応、およびエンドポイント、コンテナー、クラウドワークロード、IoTデバイス全体の脅威ハンティングを単一の自律型プラットフォームで網羅する唯一のサイバーセキュリティソリューションです。SentinelOneを使用すると、組織はネットワーク全体で発生するすべてのことをマシンの速度で完全に透過的に行うことができ、脅威のライフサイクルのすべての段階ですべての攻撃を打ち負かすことができます。さらなる内容は、jp.sentinelone.comをご覧いただくか、LinkedInかもしくはFacebookにて@SentinelOneをフォローしてください。
お問い合わせ:
Jake Schuster
fama PR for SentinelOne
E: S1@famapr.com